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研究課題<HVADポンプの再始動不全とコントローラ交換の現状>

2020年12月以降、HVADのポンプ再始動不全に関する情報が製造会社より提供されています。特定のロットのインペラを使用したポンプで再始動不全の発生率が高く、国内で該当する患者では、植込み後4年で4.5%の発生率です。HVADは2年ごとのコントローラ交換が推奨されていますが、コントローラ交換時のポンプ停止により再始動不全の危険が伴います。一方、コントローラを交換しない場合には、コントローラの内部バッテリの寿命に伴う「コントローラエラー」アラームが発生し、両電源喪失時にアラームが鳴動しなくなります。このため、コントローラ交換への対応は施設により異なると思われます。
今回、2025年2月に開催される第53回人工心臓と補助循環懇話会学術集会にて報告予定です。
 

研究責任者及び問い合わせ先

東京大学医学部附属病院 臨床工学部 部長
医療機器安全管理責任者 土井 研人
連絡担当者 八反丸 善裕
住所:東京都文京区本郷7-3-1
電話:(代表)03-3815-5411 (内線)36707
FAX:03-5800-8789
Eメールでのお問い合わせ: hattanmaruy-sup@h.u-tokyo.ac.jp
 
受付期限:2025年1月31日
 

研究課題<IMPELLA管理中にヘパリン起因性血小板減少症を合併した心筋症患者の1例>

 
ヘパリン起因性血小板減少症 (HIT)は重大な副作用であり、適切な診断と治療が求められます。IMPELLAではヘパリン投与は必須とされ、ヘパリンなしのパージ液による作動の安全性が確認されておらず、その報告も限られています。今回、IMPELLA 5.5装着後にHITを合併した心筋症の患者に対して、植込み型補助人工心臓 (iVAD)装着へ向けた周術期管理を行いました。
結果は、2025年3月に福岡で開催される第52回日本集中治療医学会学術集会にて報告予定です。
 

研究責任者及び問い合わせ先

東京大学医学部附属病院 臨床工学部 部長
医療機器安全管理責任者 土井 研人
連絡担当者 八反丸 善裕
住所:東京都文京区本郷7-3-1
電話:(代表)03-3815-5411 (内線)36707
FAX:03-5800-8789
Eメールでのお問い合わせ: hattanmaruy-sup@h.u-tokyo.ac.jp
 
 
受付期限:2025年2月末日