小児医療センター

 新生児・小児ICU系病棟は2019531日に、改装し新しくなった入院棟A2階フロアに移転しました。20217月にフルオープンし、NICU9床から21床に、GCU15床から36床、PICU6床から12床になっています。
集中治療医が中心となり、関連する医師・看護師・薬剤師・臨床工学士・理学療法士等様々な職種が集まり、それぞれの専門的立場から患者さんの評価や治療方針決定の議論を行っています。他職種にまたがる緊密なかつ良好な連携・情報共有により、入院中の各患児に最適な治療方針を決定しています。
20235月より専任の臨床工学技士を配置して業務を行っています。生命維持管理装置をはじめとした各種医療機器や集中治療室における電気設備、医療ガス設備の安全管理を行うことにより、高機能な医療機器を安全に使用することに尽力しています。
 
実績
・NICU・GCU 
年間350名前後の新生児が入院します。極低出生体重児(出生体重1,000~1,499)は20名、超低出生体重児(~999g)は20名程度です。小児外科疾患の児は20名、先天性心疾患の児は40名程度です。
・PICU
年間300~400名前後の患者が入室します。
2020年度
心臓外科周術期管理:119例
小児外科周術期管理27例
脳神経外科周術期管理15例
整形外科周術期管理13例
肺移植3例
こども救命受け入れ85例
急性脳症5例
急性心筋炎3例
ECMO8例
血漿交換3例