血管撮影室

 当院では虚血性心疾患や不整脈疾患、心不全に対する各種検査、治療を3部屋の血管撮影室で行っています。
 
 臨床工学技士の血管撮影室業務は2007年より開始しました。当初は養成校でも心臓カテーテル関連の座学もほとんどなく、医師、看護師、放射線技師などの多職種の方々のサポートを得ながら、徐々に業務拡大しつつ専門性も高めてきました。現在は専任5名とローテータ2~3名で従事しています。
 
 我々は心臓カテーテル治療におけるチーム医療の一員として、安全性を保ちつつ少しでも良い臨床結果に寄与することを常に意識しながら、血管撮影室で扱われる様々な機器を操作し質の高い技術提供を行えるよう心掛け業務にあたっています。
 
 また、日々の臨床業務で探索される臨床課題や臨床ニーズを研究テーマとして取り上げ、その成果を学会や論文として積極的に報告しています。医学の進歩としてはほんの僅かな歩みかもしれませんが、臨床工学技士の立場から、心臓カテーテル領域の知見の積み重ねに貢献すべく学術活動も臨床業務と併せて行っています。
 
 

 

 我々の技術提供で治療結果が変わるという意識を持って業務に取り組んでいます。時に術者からも高い要求を求められますが、日々の勉学やトレーニングによりその要求に応えられ、良い治療結果に結びついた時は非常に充足感を感じることができます。
 

 

 心臓カテーテル治療に非常にやりがいを感じモチベーションの高いスタッフ達です。